2011年4月19日

TBSラジオライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルの特集コーナー2月19日放送「マキタスポーツ J-POP解体ショー」を改めて聞いて

ブログ更新してなかった頃に興味深いと思ったシリーズその2。
このラジオ番組について紹介、この「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」は毎週土曜日の夜9時30分から日が変わる0時半までTBSラジオで生放送されるラジオ番組で、パーソナリティはライムスターというヒップホップグループの一員である宇多丸さん、基本的にこのラジオは、それほどヒップホップに興味がなくても楽しめる内容になってます(私自身ヒップホップに興味がなかったせいか初めてこの番組を聞いた時、この人がヒップホップ歌手だとは気がつきませんでした)。

この番組の内容の多くが番組終了後にポッドキャスト配信され、またパソコンの公式ホームページでは過去に放送された物が著作権の問題がある物を除き、現在でも聞くことができます(無料で聞けます)、

今回取り上げる放送回2011年2月19日放送「マキタスポーツ J-POP解体ショー」も著作権(放送権)の関係で一部聞くことができませんが、取り上げる価値があるかなと思い、取り上げてみることにしました。以下この回のリンク
  • マキタスポーツ J-POP解体ショー「前編」「後編
この回では、マキタスポーツという芸人さんが「とある歌手の作る歌詞の文体のモノマネをして、その歌手が書きそうな歌詞の文体物まね」と「売れる歌を分析してみて、その分析を元に売れる歌を作る」の2部構成でした。


この放送回のメインは後者なのですが、この後者の内容がまあ芸人さんがやっているとは思えないほど、説得力があり濃い内容と感じさせる内容で、売れるための曲を作る理論をどんどん積み上げていって最終的に歌を作り上げると言う形式なのですが、その課程の詳しい内容は聞いてもらって、その結論で出来上がった曲がまあ一見ポップで万人受けしそう、しかし歌詞なんか見ると不思議と薄っぺらく、不思議と悪意を感じる内容(あえてそう感じる方に持って行っているだろうけど)だなぁと、作ろうと思えばこんな気まずい感じの曲って作れるんだなぁとは、うん思った。まあ良くも悪くも偽悪的な内容ですね。

まあ私自身ここで紹介されたような曲が悪い曲では決してないと思う、聞きやすいJ-POPってやっぱり世の中のニーズに応えた結果がこういう風な曲が増えるのは当たり前のことなんだからね。これを聞いてこんな感じの歌を嫌うのは正直良くないと思う、今回なんでこの放送を紹介したかと言うと、うまく言えないのだけど、音楽に接する時に一つの指針になるんじゃないかと言ういう風に思ったからですね。あといい悪いは別としてこういうことを言う人がいないそういう意味からして興味深い内容であるなあと思ったからね。

まあ物議を醸しそうな内容ですがそれだけ聞く価値があるんじゃないかと思います。

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