2011年5月29日

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーではなく他の経済著を読んだらという事を考えてみて

ちょっとネタとして古いかもしれませんが、NHKにてアニメ化され、未だに書店に行けばほとんど必ずあると言っても良いベストセラー本「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」通称もしドラと言う本があります(多分このページを見ている皆さんは知ってはいると思いますが)。

話の概要としては高校の野球部の女性マネジャーが、ピーター・ドラッカーの本を読み本の中身を元に効率的に選手のやる気や選手の才能を伸ばし、甲子園を目指すそういう話らしいですね(まあ私自身この本を読んだこと無いのでこんな話だと聞いた物の丸写しなのですが)

でまあ先日ふと思ったのですが、もしも主人公がドラッカー本ではなく、他の経済に関する本を読んでいたらどうなっていたか考えたら面白いなと思って(そういう本がもしあったらどんな本になっているかって事です)、2~3個思いついたので書いてみることにしました(あんまり経済のことについて真面目に勉強したこと無いから{学生の身につける知識レベルです}結構雑な内容ですけれどもね)、ちなみにこれステレオタイプな見方なのであまり真面目に受け取らないように!

もしジャック・ウェルチの本を読んだらなら・・・アメリカの巨大な企業元GEの経営者ジャック・ウェルチ、その経営手法はシェアが1か2位の部門以外からは撤退するか売却するという効率化重視の経営手法をしていて、また逆に収益が見込めそうな部門は買収するという所謂M&Aをよく行った経営者でした
→主人公はこれを読んで、これまでの野球部の成績を見てみることに、今までの野球部の成績は野球部は甲子園にまだ出たことなく、また地域予選では今ひとつの成績、よって主人公は野球部の将来に見込みはないと考え野球部を廃部にするという選択に…

もしマイケル・ポーターの本を読んだなら・・・ポーターの理論には様々な理論がありますが、ここはポジショニング戦略論(ファイブフォース分析)に関する本を読んだと仮定してください(書く構想を練った後に冷静ポーターが書いた理論について考えてみるとこれ以外にも有名な経済理論があった…なあと思ったけれど後には引けない)、
このポジショニング戦略論は現状を把握し分析して、何処で如何に戦っていくかを決める戦略論、例として有名なのはファーストフード業界のハンバーガーチェーンかな、業界一位のマクドナルドはその規模を生かして、安売りで勝負を仕掛けているけれども(冷静に見りゃ高いという指摘もありそうだけどそれは置いておいて)、一方の2位のモスバーガーは値段じゃなくて商品の質で勝負を仕掛けている。用語上マクドナルドはコストリーダシップ戦略、モスバーガーは差別化戦略と言われていますね。これ以上の詳しい事はこちらのページを参照にね(ちょっと難しいけれど簡潔にまとまってます)

→これを読んだ主人公は、野球だと強いチームが全国に数多くあり勝ち抜けるのは困難と判断、現在の野球部員の持っているを能力(運動能力がある)を生かし、それほど競合の少ない所に参入することに、結果野球部は多くの人に注目されプロになると多くの金銭が得ることをできるがやりたがる人が少ない相撲部(八百長あったから微妙な面があるけど…)になる事に…

とまあ怒られそうなことを書きましたが、失敗事例?ばかり(っていうか間違った解釈?)をあえて書きましたが、実際どんなすごい論理でも使い方間違えればそりゃダメダメになるというか(苦笑)
特にポーターのポジショニング戦略論なんて、それこそ良い方に書こうと思えばいくらでも書けるわけでね(うまいこと説明できるようなことが、思い浮かばなかったけれど…)ってか、ポーターの本でこの手の本が未だに出てないのが意外だよなって気もしますが。(あと勉強し直さなきゃやばいかなって気もしますが)

…なんか書いていて、微妙な内容になってしまったのですが(苦笑)これ以上書くとより煮詰まりそうなので、ここら辺で切り上げることにします。

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