2011年5月1日

GOING UNDER GROUNDアルバム「稲川くん」を聞いて

ロックバンドGOING UNDER GROUNDが2011年4月27日に発売したメジャー8枚目のアルバム「稲川くん」を聞いてみたので感想を書いてみます、

始めに全体を聞いて思ったことは、ここに来てGOING UNDER GROUNDと言うバンドはここに来てすごく変わったなと一皮むけたなと、GOING UNDER GROUNDらしい、キーボードを多用した親しみやすいサウンドではあるんだけれども、以前に比べて力強くどこか大人びて直球的で泥臭くなったというそんな印象で、昔から聞いているっていう人には戸惑う人もいるかもしれないなと、そのため賛否両論ぱっくりと分かれるようなアルバムになりそうだなという気もします、ちなみに個人的にはこのアルバムに買う前からかなり期待していて、聞いてみたら期待以上に好きなアルバムでした。

曲数は少なく収録時間も40分弱と短いアルバムなんですけれども、その分歌詞カードを見ながら曲を聴くとテーマ性みたいな物もはっきりと見えるし、ちょっと曲数が少ないせいか曲のつなぎが唐突に始まるような所があるのですが(2曲目と3曲目の間とか)、それでも曲を一つ一つ聴いていくと濃密な良い一枚だなと思いますね。

収録されている曲に目を向けてみるとまずはシングル曲の「LISTEN TO THE STEREO!!」と8曲目「さよなら僕のハックルベリー」が目につく、前者はとにかく歌詞の意味なんかは置いておいて、聞いている方も演奏している方もテンションがあがる爽快さを追求した、ハイテンポな曲で、

後者はGOING UNDER GROUNDをやめたキーボードの伊藤さんのことを歌った歌(経緯についてはインタビュー記事をこちらの参考にしてね)で感傷的な気持ちになる、いかにも名曲って感じの曲、
余談ですけれどもちなみにこの曲を聞いて感動したあとにGOING UNDER GROUNDが出ているpodcastにて元キーボード伊藤さんが正月の新年会で話していることを聞いてがっくりしたことは内緒だ!(ちなみにこのpodcastを配信してる元のページはこちらからちなみにここでで指す放送回は第61回目の放送分です)。

他の曲もシングル曲「LONG WAY TO GO」や「RAW LIFE」のような軽快なアップテンポな曲や「名もなき夢 ~煩悩青年とワーキングママ~」「詩人にラブソングを」みたいに聞けば聞くほど味が出そうな曲など粒ぞろいでいい曲が多いので、収録時間に比べて意外とあんまり短くは感じない良いアルバムだなとそういう印象でしたね(個人的には名盤だと言い切りたいのですがそこまでの自信はない…)。

稲川くん
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